新しい改造内閣が発足し次期国会も間もなく開催されます。
日本は消費増税問題を始め、朝鮮半島、中国、ロシア、ホルムズ海峡原油輸送問題と将来の日本の行く末を決める、重大で喫緊の課題が山積みです。
(以下個人の見解ですので気に入らない御仁は無視して下さい)
その上に先日、閣僚交代時に原田前環境大臣が「トリチュウム汚染処理水は海洋放出しかない」との趣旨発言を最後に、小泉進次郎新環境大臣に引継ぎ業務を託されました。
この捨て台詞は一体なんだ、お前は大臣の時に何をしていたのだと、思いました。
おまけに新大臣は「処理水排出は風評被害に繋がるから反対」と漁業者に説明したそうな。
若く将来を担うべき新大臣の言葉にしては、あまりにも短慮で軽薄な発言です。
処理水をこのまま現地に置き続けるつもりなのか?、何年待てば結論が出せるのか?。
人気取りの軽い発言など誰でも出来る事で、大臣の立場ではそれなりの問題解決が要求され、泥を被ってでも国益を考え発言・実行を要求されるのです。
世界各国の原発のトリチュウム含有水は希釈され排出されていて、科学的に問題は無いと国際的にも安全であると認知されています。
原子力発電は定格100万kW出力の場合、発電効率は三分の一のため300万kWの総出力があり、二次冷却のため一秒間に7トンの海水を用い熱交換をして、海水温を7度上げたトリチュウム含有水が排出希釈されます。
いかに説明不足なのか、誰が原発界隈の海に排出すると言ったのかどうか信じられない。
上の図によると日本は広大な排他的経済水域を有しています。
トリチュウム汚染処理水をタンカーに積み込み、南鳥島、沖の鳥島周辺の排他的経済水域内に排出すれば、国際的にも何も問題はないはずです。
反対するのは中国・韓国位で、己の国の原発はどうなんだと言い返せばよいのです。
彼らの目的はただ日本を貶め解決を遅らせ混乱させる為に、国賊的反日野党陣営を扇動し一緒になり妨害し騒ぎ立てる事を常套手段としており無視すれば良いのです。
今こそ、絶望に打ちひしがれても立ち上がろうとする福島県民・浜通りの漁業者の痛いほどの気持ちを、国民が共有し安心・安全に生計を立て暮らせる様に、新大臣は決断するべきです。
ありのままをきちんと説明し、日本国民全体の問題であると自覚し行動すべきです。
(※追加)今朝(20日)のYouTube 虎ノ門ニュースをご覧下さい。
出演:武田邦彦氏*須田慎一郎氏が、貴重な意見を述べられています。
発言要旨:日本は世界の手本となるべきで、規制値以下でも海洋排出はすべきでない。
動画は➡ https://www.youtube.com/watch?v=U5NIA-A3cQI